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棺桶リスト

2009年12月22日 (火) 21:12
棺桶リストまたまた、映画の話だ。

最高の人生の見つけ方。

先日、おくりびと〜のことを書いた。

その続編のつもりで観たのだ。

死を目前にして自分の人生を考える映画なんだな〜と。
ジャック ニコルソン&モーガン フリーマンのアメリカを代表する役者だ。


仕事一筋に生きて来た二人が同じ病室になり、余命、半年の宣告を受ける。



二人は棺桶リストなるものを作り、実行に移す。


スカイダイビングに始まり、パリ〜インド〜雪のヒマラヤへと旅は続き、最後は家族の元へ帰って行く。

思い出すのは、私の父の最後の言葉だ。

死にたくない・・・


父は44歳の時、上愕洞癌で余命半年と診断され、大学病院に入院、顔の中央部を取り除くという手術を拒否、抗ガン剤と放射線治療で戦ったが・・


あまりの辛さに、家に帰ってきてしまった。

父曰く。


癌も弱るが、俺の体はもっと弱る〜そんなじゃ病気とは戦えん!


自宅療養をしながら〜しばらくしたら、驚いたことに癌は消えていた!

その間、父は野菜を育てたり、油絵を書いたり、写経をしたりして過ごしていた。

父なりの棺桶リストだったのか?

違うな。

父はまだまだ生きるつもりでいたのだ。

くたばってたまるか!

そう、自分に言い聞かせていたのではないか?
仕事に復帰してやがて癌が再発した〜49歳で燃え尽きる、その瞬間まで生きることしか考えなかった!

私は今年、50歳になり〜父の歳を超えた。
最高の人生とまでは行かないが、思えば私は好きな事しかやってこなかった。
自分の好きなことをやり続けるためなら、何でもやったし、努力もした。

それなりに楽しい人生だ。


自分の魂と体が喜ぶことしか・・・やらなかったな。


魂はともかく、体にはずいぶん悪いことをしてきたようだ。


今日は病院の待合い室でこのブログを書いてる。

死ぬときに、死にたくないと言わなくて良いように生きよう〜と17歳の時に誓ったのだ。

やり残していることはまだ沢山ある。

50歳の節目でこれまでの生き方、これからの生き方を自分自信に問うてみる。

視力2.0眼鏡とは縁のなかった半生だが老眼鏡は手放せない身となった。

お酒が好きなだけ飲める身でもなくなった。

飲み放題〜と聞くと狂喜乱舞することなく・・
静かにチビチビとカウンターの隅で藤竜也みたく飲まないと〜

映画の中、二人の棺桶リストは有り余るお金がないと実現不可能なものばかりだった。

一つだけ、お金がなくとも叶うかもしれないのは〜

涙が出るほど大笑いすること〜
これはできそうだが〜

何かいい案はないですかね?


私なりの棺桶リストを作るとしよう。


ところで写真の絵は、病院の待合室に展示してあった、相良北小学校の子ども達の描いたものだ。


学校の裏手に川辺川という最高の川が流れている。

美しい川でいっぱい泳げる幸福、カヌーから眺める原風景・・
日本中の子ども達が失ったものがここにある。
私達が守りたかったものはこういうものなのだ。

皆さんの棺桶リストの中に是非とも入れていただきたい!

美しい川でココロユクマデ泳ぐ〜球磨川の激流をカヌーで漕ぎ下りアドレナリンの何たるかを知る!


来年は、陶芸家と行く、球磨川アドレナリンツアー〜心洗う清流をもとめて〜みたいな企画をしよう!

人はいつかは死ぬ。

人生は短い。

父は早逝ではあったが、私を含め兄弟、姉妹にその、DNAを、あたかも駅伝のタスキのように託して逝ったのだ。

そして、それは私の娘達へと〜
父はとても無口な男で私に何も語らなかった。
私は父から何を伝えられたのだろうか?

娘達に伝えねばならないこと〜リストも作らないとな〜と想う陶芸家であった。
次回〜
陶芸家のとりあえず〜棺桶リスト。へと続く〜


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