
高場英二
陶芸作家
デフォルメ生物陶芸
熊本県人吉市
プロフィール
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人吉の朝は霧深く、今日も乳白の闇の中だ。昼近くまでは洗濯物も干せやしないと主婦たちはぼやくが、こんな日はめちゃめちゃに快晴になるとわかっているからか、笑顔だったりする。近くに紅取山という里山がある、友人のハゲケンこと田中健一氏の梓窯がある山だが、マウンテンバイクで弟子の薬師寺和夫と五時からダウンヒルにでかけたりしてた。その紅取山の頂上にこんな深い霧の朝、登って人吉球磨を一望すると、一面の霧の湖で真上にはピーカンの青空が・・ やがて、少しずつ霧の切れ目から湖底に沈む人吉の町が見えてくるのだ。ところで写真は最近、気に入りのショルダー、山形は米沢の山葡萄蔓籠作家の高木正二氏の作品だ。心斎橋大丸の全国職人展で背中会わせになり、晩酌もお付き合いいただいた。豆腐と漬け物に熱燗があれば幸せな人だが、豆腐は木綿に限る!という、やはり、こだわりの職人であったのだ。山葡萄の木は年々減少の一途だと嘆いておられたが、苗木を植えるなど策はないものだろうか。そんな私と氏の御縁で私が隔年で個展をさせて頂いてる、金沢は東茶屋街の老舗 高木糀店で高木さんの山葡萄籠個展がひらかれることになった