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桃・大昇龍

(桃・大昇龍)阿吽(あうん)の双龍が桃を大切に抱えている桃は長寿の果物桃・大昇龍は店舗や施設に繁盛の運気を運びお店を守ります。開店のお祝いなどに喜ばれます。(NO-­2高4­4­長2­7­幅1­8­cm)作品に関するお問合せ

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高場日記 blog page

母の歌〜

2011年11月15日 (火) 11:24
母の歌〜

阪急うめだ個展終了後、大阪からもどり、鹿児島空港で姉と妹に合流〜



迎えに来た嫁の車で人吉へもどると、小さく、冷たくなった母が待っていた。



5人の兄弟姉妹が揃うのは、父の33回忌以来だ。




仮通夜をすませ、翌日の通夜の送り出し、映画おくりびとのように、皆で旅立ちの支度、細く曲がってしまった母の足に足袋をはかせ、脚絆をまき、小さなポシェットに、母が大事にとっていた、古い紙幣を入れてあげた。


三途の川の渡し守の駄賃だとか。


通夜や葬儀には遠来の友人達を含め、たくさんの方々の参列、ご厚意をいただきました。


ありがとうございました。



葬儀のあと、母は小さなお骨となり、私の作った、お地蔵さんの骨壺に眠っている。


葬儀のおり、オカリナ奏者の弟の主催の音楽会の映像が流れた。


人吉ゆかりの旅愁が始まった時、映像の中の母に明らかな変化があった。


顔をくしゃくしゃにしながら、涙を流していた。


口を動きは、まさしく、歌おうとしているではないか!


母の痴呆はかなり進行しており、私が訪ね、呼びかけても、全く反応しなかった。



だが、この旅愁の歌には、心が動いている。



音楽というものには、そういう力があるのだ。


母は何も解らなかったのではなかった。



私がそう思いこんでいただけだったのだ。



枕元で一緒に歌ってあげればよかった・・


つくづく思う〜

あの音楽会の日、弟が誘ってくれていた。


忙しさの中で、私は忘れてしまっていた。



ほんとうに大切なことを・・・

忙しい〜という文字は心を亡くすと書く。



私は、忙しさの中で、心を亡くし、大切な母親まで亡くしてしまった。



それでも、今日も窯焚きの準備で、相変わらず忙しい。



これ以上、大切なものを亡くさないよう、何が大切なのかを、考えながら仕事をすることにしよう・・・



忙しい日々の中、母親の通夜も葬儀も努めることができたのは、母がきっと待っていてくれたのだ・・・


母さん、安らかに眠ってください・・・


 


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